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2009.10.23

賢い花♪/09年、四季の花(188)

※全ての写真が、画像クリックで正規サイズになります
00imege_09_10_23.jpg
坂東三十三観音札所巡り、千葉県銚子市の飯沼山 円福寺(飯沼観音)にて。
境内の看板娘? の三毛猫。10月18日撮影。

参詣に訪れた方々が、みなこの猫ちゃんに惹かれて、笑顔になり、
ついついお線香や蝋燭を買ってしまいます・・・



01tuyukusa_09_10_23.jpg

二段花に着いた蜂が、花粉をつけた雄しべにぶら下がっていました♪

以前、当ブログでもツユクサの構造・生態について、
徹底検証したことがありますが、
空のように青い花弁の中心部に、一際目立つ四つ黄色の葯(仮雄しべ)。
この黄色のワンポイントこそが、ツユクサをキュートでユーモラスな花に
演出しているのだと、僕は思います。

調べてみると、実はツユクサに限らず、
青色・赤色には昆虫の反応が鈍いのだそうな。

逆に白色・黄色には昆虫は反応度が高いそうです。
昨日紹介のシャクチリソバなぞ、白い花弁(萼)の中心部に、
黄色の蜜腺ですから、もろに虫達に好かれる格好なわけです。

かといって、昆虫の関心が薄い青色や赤色の花々は、
一様に花芯部が白かったり、黄色かったり、真っ黄色の花粉を出したりと、
各々虫を惹き寄せるための巧妙な戦略をそなえているわけです。

ツユクサの黄色の葯は花粉を出さない、詰まり文字通り性的不能な雄しべ。
そのかわり青い花弁のハンディを、店のサインのごとくカヴァーし、
冒頭の猫じゃないけど、見事お客さんならぬ虫たちの心を射止めるわけですね♪



さて、春のツユクサの仲間はどうでしょう?

02tuyukusa_09_10_23.jpg
【トキワツユクサ】
常磐露草。ツユクサ科ムラサキツユクサ属。南アメリカ原産。
4月19日撮影。

白の花弁に、黄色の葯と花粉!



03tuyukusa_09_10_23.jpg
【オオムラサキツユクサ】
大紫露草。ツユクサ科ムラサキツユクサ属。北アメリカ原産。
4月19日~5月30日撮影。

04tuyukusa_09_10_23.jpg
青ではなく赤味をさした紫の花弁と、黄色の葯、白い花粉!


こちらは白花のオオムラサキツユクサ(品種改良かも知れないけど)。
白い花弁に、黄色の葯と白い花粉!
05tuyukusa_09_10_23.jpg



【ツユクサ】
露草。アオバナ(青花)、ボウシバナ(帽子花)、ツキクサ(着草)とも。
ツユクサ科ツユクサ属。日本、アジア東北部原産。
06tuyukusa_09_10_23.jpg

花言葉:尊敬、小夜曲、なつかしい関係
ツユクサって面白いでしょう? 思わず尊敬しちゃいます♪

※ツユクサをもっと知りたい方は、過去記事を参照されたい。









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この記事へのコメント
ネコちゃん、可愛いですね。求心力、大いに発揮してるのが分かります。
長年働いてきた功労者って感じですね。(若かったらゴメン!)

さて、花たちの工夫とその求心力も興味深いですね。
黄色や白がいちばん虫たちを引き付ける色なら、なぜ花弁を持った花たちのすべてが
黄色や白い花にならなかったんだろう?なんて考えるとますます面白そう。
ツユクサの仲間でも、ツユクサだけがこんな複雑で面白い生態を持つように
なったのはなぜ?とか。noodlesさんの懇親の観察記録を再び拝見して、
感心も新たにしています。
トキワツユクサはじめ他のツユクサの仲間たちの構造が、至極単純に思えてきます。

ツユクサの、この「青」が好きですが、仮オシベの黄色やカーブした長いオシベが
なかったら、ちょっと寂しいでしょうね。




Posted by ポージィ at 2009.10.23 16:40 | 編集
看板猫ちゃん、つい構ってみたくなります。
お寺の、功労者ですね(笑)。

ツユクサの戦略、心憎いばかりです。
目立たない青い花を補う黄色の仮オシベだなんてね、どこで教わったんだよって、突っ込んでしまいます(笑)。
ツユクサに限らずですが、植物がその色その形になったのには、ちゃんと意味があるんでしょうね。
人間から見たら何故と思うようなものも、気の遠くなるような時間をかけて、今の姿に落ち着いたんでしょうしね。
学ぶこと、多いです。
Posted by goro’s at 2009.10.24 02:11 | 編集
ポージィさん

>ネコちゃん、可愛いですね。求心力、大いに発揮してるのが分かります。
長年働いてきた功労者って感じですね。(若かったらゴメン!)

この日は快晴で、看板娘もご機嫌で居眠りしていました♪

>さて、花たちの工夫とその求心力も興味深いですね。
黄色や白がいちばん虫たちを引き付ける色なら、なぜ花弁を持った花たちのすべてが
黄色や白い花にならなかったんだろう?なんて考えるとますます面白そう。

サントリーがバイオ技術で青い薔薇を開発・販売しはじめましたよね。花の色素ってどういう仕組みで組成されるんでしょうね?
アジサイみたいに地質なんですかね??

>ツユクサの仲間でも、ツユクサだけがこんな複雑で面白い生態を持つように
なったのはなぜ?とか。noodlesさんの懇親の観察記録を再び拝見して、
感心も新たにしています。
トキワツユクサはじめ他のツユクサの仲間たちの構造が、至極単純に思えてきます。

そうですよね。
ツユクサって、眺めれば眺めるほどユーモラスでキュート。
何度撮っても飽きないですね♪

>ツユクサの、この「青」が好きですが、仮オシベの黄色やカーブした長いオシベが
なかったら、ちょっと寂しいでしょうね。

ですね!
そろそろ終りですが、また来年もたくさんのツユクサに出逢いたいですね♪
Posted by noodles3 at 2009.10.26 18:26 | 編集
goro'sさん

>看板猫ちゃん、つい構ってみたくなります。
お寺の、功労者ですね(笑)。

ゴローさんも丁度、青山墓地の猫ちゃん特集でしたね(笑)。

>ツユクサの戦略、心憎いばかりです。
目立たない青い花を補う黄色の仮オシベだなんてね、どこで教わったんだよって、突っ込んでしまいます(笑)。
ツユクサに限らずですが、植物がその色その形になったのには、ちゃんと意味があるんでしょうね。
人間から見たら何故と思うようなものも、気の遠くなるような時間をかけて、今の姿に落ち着いたんでしょうしね。
学ぶこと、多いです。

環境や生態系に適応しながら、天敵の昆虫たちを引寄せるカラーに変化しているんでしょうね。
中々、ロマンです〜♪
Posted by noodles3 at 2009.10.26 18:29 | 編集
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