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2009.09.08

君はどっちだ?/09年、四季の花(162)

※全ての写真が、画像クリックで正規サイズになります
00takasabu_09_09_08.jpg
「誰が名づけた?」タカサブロウ。
先週末土曜。オモダカと同じ水田でタカサブロウを見つけました。

一年草で水田雑草として、あるいは湿気の多い土地に生育。
朝鮮、中国、東南アジア、南アジアに広く分布し、
在来種とはいえ、農耕文化とともに流入した史前帰化植物だと考えられるそうな。

01takasabu_09_09_08.jpg

さて毎年撮ってきては、タカサブロウなのか?
はたまたもうひとつの帰化種アメリカタカサブロウなのか?
と、迷うわけです。
色々な記述を見ても要領を得ず、
唯一の見分けのポイントと思われる、種の形状がわかる写真が撮れたので、
さっそく調べてみたら・・・

在来種のタカサブロウの種(痩果)は丸みをおび翼があり、風に乗る。
アメリカタカサブロウのそれは痩せていて、翼がなく落ちる。
でも、その翼というのがよくわからない。

しかし、ここの下部の「簡略化した比較図」を見て、なるほど納得。

03takasabu_09_09_08.jpg

02takasabu_09_09_08.jpg
【アメリカタカサブロウ】
亜米利加高三郎。キク科タカサブロウ属。熱帯アメリカ原産。
9月4日撮影。

多くのサイトで、再来種のタカサブロウは水田などの湿地を好み、
アメリカタカサブロウは乾燥した荒地に生育するという記述があるが、
その区別は妥当ではありませんね。

種(痩果)の形状についても、多くのサイトで「翼の有無」を記述していますが、
肝心の種子の写真すら掲載せず、受け売り的に記述したと思われる
サイトがほとんど。
そんなサイトに限ってタカサブロウには「透明な翼」がある。
な~んてまたまた混乱を招く記述をしていたりする。

僕が撮った写真を見ても、アメリカタカサブロウの種(痩果)にだって、
目立たないけど翼らしきものがあります。

アメリカタカサブロウは第二次世界大戦後に日本に渡来した帰化植物と考えられ、
1981年に梅本信也氏(現、京都大学フィールド科学教育研究センター准教授)に
よって発見されたそうな。

04takasabu_09_09_08.jpg

そもそもタカサブロウも稲作の渡来とともに、日本流入した史前帰化植物。
どうもタカサブロウに対し、アメリカタカサブロウを軽視しているような
気がするが、タカサブロウには2種の変異種が存在するということであり、
稲作の流布にともなって世界中に分布し、西回りと東回りに別れ変異し、
永い時を経て、日本で両者が再会したと思うと壮大なロマンを感じませんか♪









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この記事へのコメント
稲作と一緒に入ってきたなんて歴史を感じますね。
花も葉もどこにでも有りそうなのに、長い年月咲いているのを知ると愛おしく思えます。

タカサブロウとアメリカタカサブロウの違いは、タネだけなのでしょうか。
タネが出来るまで、どちらか判らないと云う事なのですか。

とてもいじらしい花なんですね。
Posted by ロッキーママ at 2009.09.08 22:31 | 編集
以前にもコメントしたかもしれませんが、タカサブロウ&アメリカタカサブロウにはあまり縁が無いんですよ。
出会ってはいますが、うまく写真に撮れなかったりで、ここんところは見つけてもカメラすら向けなくなっています。

両者の違い、面倒臭いです(笑)。
西回りと東回りでやってきたタカサブロウ、それだけで充分です~~
Posted by goro’s at 2009.09.09 02:33 | 編集
タカサブロウどん、近くの田んぼでも年々増えてるようです。
農家の方にとってはこれも雑草の一つでしょうけれど、小ぶりの白い花が
たくさん咲いているのは可愛いですね。

どっちのタカサブロウどんなのか、同定しないまま何年になってしまいました。
タカサブロウどんの種が実った様子、なんとなく苦手なんですよ。
多分種を見ても迷うだけという気もしますし。
Posted by ポージィ at 2009.09.09 09:38 | 編集
ロッキーママさん

>稲作と一緒に入ってきたなんて歴史を感じますね。
花も葉もどこにでも有りそうなのに、長い年月咲いているのを知ると愛おしく思えます。

あ、意図したところをキャッチしていただき感謝致します♪

>タカサブロウとアメリカタカサブロウの違いは、タネだけなのでしょうか。
タネが出来るまで、どちらか判らないと云う事なのですか。

>とてもいじらしい花なんですね。

葉の形状、分岐下の膨らみなどがありますが、そもそもタカサブロウとアメリカタカサブロウは2種の変異種という位置付けですから、千差万別でそれらではほとんど同定不可能です。

種ができるまで正体をあらわさないところが、いじらしいというか控えめというか、花同様地味ですかね・・・
Posted by noodles3 at 2009.09.09 16:47 | 編集
goro'sさん

>以前にもコメントしたかもしれませんが、タカサブロウ&アメリカタカサブロウにはあまり縁が無いんですよ。
出会ってはいますが、うまく写真に撮れなかったりで、ここんところは見つけてもカメラすら向けなくなっています。

まあ、地味な花ですからね。
僕は自分の中で整理しておこうと思い、記録しましたが・・・

>両者の違い、面倒臭いです(笑)。
西回りと東回りでやってきたタカサブロウ、それだけで充分です~~

同感です。
そこに着目すうと、この花の存在意義も増してきますよね〜♪
Posted by noodles3 at 2009.09.09 16:50 | 編集
ポージィさん

>タカサブロウどん、近くの田んぼでも年々増えてるようです。
農家の方にとってはこれも雑草の一つでしょうけれど、小ぶりの白い花が
たくさん咲いているのは可愛いですね。

ポージィさんのフィールドでは増えてますか。
昨日のコメント返しにも書きましたが、ここの農家はまめに駆除しているのか、増えていません。
どうせ稲刈りには、刈り取られてしまうでしょうね。

>どっちのタカサブロウどんなのか、同定しないまま何年になってしまいました。
タカサブロウどんの種が実った様子、なんとなく苦手なんですよ。
多分種を見ても迷うだけという気もしますし。

検索していると、種の様子が苦手という記述はありました。
まあ、極小のヒマワリみたいなものと思えば、少し救われますか?(笑)
Posted by noodles3 at 2009.09.09 16:54 | 編集
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