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2007.12.19

07年、路傍の草花94。

【デルフィマム(黄色)】
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↓画像をクリックすると大判写真が観れます。
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【スプレーギク(パプリカ)】
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【スプレーギク(ハーレークイーン)】
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引っぱりますが、キク科の植物に出逢うたびに、菊婆さんを想うもう一つの辛い思い出があります。

僕は高校卒業と同時に上京しました。
自分では6年間は帰郷しないと、決めていました。
一丁前に、東京で一旗挙げてやる、ってな意気込みもございまして、生半可じゃ東京で生き残れない的な、気負いがあったのでしょう。
そんな、時代でした。

しかし、初めての独り暮らしと不摂生がたたったのか、4年目の二十歳の夏休みに夏バテしてしまい、やむなく帰郷しました。
その後一週間ほどで体調は回復し、毎日家でゴロゴロしていました。
そんなとき、菊婆さんが訪ねてきたのです。

馴れない東京の水に、どっぷりと浸かり汚れた僕は、その頃、妙に荒んでいました。
菊婆さんにも、そう映ったのでしょう。
「いい若者が、毎日ゴロゴロしてないで、アルバイトでもしたらどうなの!」
と、怒鳴られました。

自分では、夏バテからの体調回復のための、休養ぐらいに思っていたので、つい昂奮して「東京で暮らしてると、色々あんだよ」と、声を荒げました。

「あんたね。東京の学校にいくのに、親がどんなに苦労してるかわかるか? 行きたい学校にもいけないで、親を助けるため一生懸命働いている若者だっているんだよ。少しは見習え」と菊婆さん。

気がついたとき、憤激した僕は「うるせー、ババア!」と、叫んでいました。
思えば中学へ進んでからは、母の田舎へは、ほとんどいっていません。
ですから菊婆さんには、走り回っては怪我をし、絵ばかり描いている小学生の僕が、突然荒くれ者に変貌したほどに驚いたと思います。
戦中銃弾に追われ、悲惨な体験をし、余生を孫の成長を楽しみに生きていたであろう、菊婆さんを想うと辛い思い出ですね。
可愛い孫から、ババア呼ばわりされた菊婆さんの気持ちを想うと、今も切ない。
結局、僕が菊婆さんと会ったのは、これが最後でした。

その後、後悔の念に苛まれながら、残りの夏休みに、知り合いの人が働く工場で肉体労働のバイトに従事しました。汗を流し、肉体を酷使することで、みるみる健康体を取戻したのも、菊婆さんの助言あったればこそなのですが……。

美味しい鶏を食べさせてくれた、勝ち気だがやさしい菊婆さんとの最後が、大喧嘩だった。
情けないです。

だから来年も、たくさんの菊に逢いにいきたいと、思います。



【スプレーギク(ファンシャイン)】
↓画像をクリックすると大判写真が観れます。
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【スプレーギク(トウキョウ)】
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【スプレーマム(グリーンランピー)】
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わたしが菊婆さんなら、あの世から今のしっかりしたヌードルスさんを見て
「ふむ、よしよし」と満足していることでしょう。
しかも後悔しているなんて書かれたら「だろうね、ふっふっふ」と微笑んだり(´∀`笑))
寒い季節だけに彩り豊かな菊が目にしみました。
Posted by ままちり at 2007.12.19 19:04 | 編集
思春期から青年前期の男の子は、みんな同じようなものですよ。
私などもそうです。
目線に母親が入っているだけで嫌でしたもの。
ウルセイ、ババア! 何回繰り返したことでしょうかね。
信じられないほど不安定な日々だったなって、大人になってわかりました。
外面がよかった分だけ、家庭内では暴れてました(笑)。

名前を憶える気はまったくありませんし、憶えられませんが、キクの花たちも昔とは様変わりしてますね。
スプレーギクが市場に登場するようになって、仏花中心だったのが、大きく変化したと思います。
園芸種のキクは邪険に扱っておりましたが、菊婆ちゃんに敬意を表して、近付いてみるようにいたします(笑)。
Posted by goro's at 2007.12.20 02:26 | 編集
こうしてアップで見ると、光の具合とも相まってマムと呼びたくなる姿ですね。
天国で微笑んでいるであろう、菊おばあちゃんの姿と重なるような気がしました。
 
気持ちが荒んでいるとき、それをそのままぶつけられるのは
近しい人だからこその甘えがあるのですよね。
菊おばあちゃんも、びっくりはしたかもしれないけれど分かっていらっしゃったと思います。
noodlesさんにとってそのときが最後となったのは、後悔の気持ちなくして
思い出せない思い出でしょうけれど。
私も、両親それぞれに最後にかけた言葉には、どちらも悔いが残っています。
父の時には間に合いませんでしたし。
 
Posted by ポージィ at 2007.12.20 10:38 | 編集
ままちりさん

>わたしが菊婆さんなら、あの世から今のしっかりしたヌードルスさんを見て
「ふむ、よしよし」と満足していることでしょう。

さてさて、ほんとにしっかりした大人なら、いいのですが……。
かなり、あやしい(笑)

>しかも後悔しているなんて書かれたら「だろうね、ふっふっふ」と微笑んだり(´∀`笑))

そうですね。下界に残されたものが、一番辛いってことですね。

>寒い季節だけに彩り豊かな菊が目にしみました。

期待して下さっていた、紅葉特集はご覧になれましたでしょうか?
ちょうど、入院されていた頃です。
体調の良いときにでも、見てやって下さいね♪
Posted by noodles3 at 2007.12.21 15:45 | 編集
goro'sさん

>思春期から青年前期の男の子は、みんな同じようなものですよ。
私などもそうです。
目線に母親が入っているだけで嫌でしたもの。
ウルセイ、ババア! 何回繰り返したことでしょうかね。
信じられないほど不安定な日々だったなって、大人になってわかりました。
外面がよかった分だけ、家庭内では暴れてました(笑)。

ほんと、あの時代ってなんなんでしょうね?
ひたすら、悶々とした日々……。
これから、息子がその時期に入ると思うと、思わず身構えてしまいますよ。。。

>名前を憶える気はまったくありませんし、憶えられませんが、キクの花たちも昔とは様変わりしてますね。
スプレーギクが市場に登場するようになって、仏花中心だったのが、大きく変化したと思います。
園芸種のキクは邪険に扱っておりましたが、菊婆ちゃんに敬意を表して、近付いてみるようにいたします(笑)。

笑。
植物園のキク展じゃなけりゃ、品種表示もないので、全くわからないですね。
愛好家の方たちの、思い入れたっぷりな命名だったりするでしょうし。。
Posted by noodles3 at 2007.12.21 15:52 | 編集
ポージィさん

>こうしてアップで見ると、光の具合とも相まってマムと呼びたくなる姿ですね。
天国で微笑んでいるであろう、菊おばあちゃんの姿と重なるような気がしました。

いち早く、天国にいった人が羨ましいです。
来世があるならば、植物に生まれたいですよ。
人間だけは、御免こうむりたい。
でも、無理ですね。煩悩だらけですし……。。。
 
>気持ちが荒んでいるとき、それをそのままぶつけられるのは
近しい人だからこその甘えがあるのですよね。
菊おばあちゃんも、びっくりはしたかもしれないけれど分かっていらっしゃったと思います。
noodlesさんにとってそのときが最後となったのは、後悔の気持ちなくして
思い出せない思い出でしょうけれど。
私も、両親それぞれに最後にかけた言葉には、どちらも悔いが残っています。
父の時には間に合いませんでしたし。

そうだったんですか!
僕は、両親が死んだら、どうなるんだろうと思います。
死ぬまで、立ち直れないかもです。。
Posted by noodles3 at 2007.12.21 15:56 | 編集
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