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2007.07.04

タケニグサの疑問。

6月20日にご紹介したタケニグサについて。

会社近所で昨年発見したときは、花期が過ぎた頃。
今年も同じ場所で、じっくり観察してみました。

【タケニグサ】
竹似草、竹煮草、ササヤキグサ(囁き草)、チャンパギク(占城菊)、ウジゴロシ(蛆殺し)とも。ケシ科タケニグサ属。日本、台湾、中国原産。
00takeni1_07_7.JPG


多年草で、大きな葉はケシ科であることを証明するように独特の形状。
(同じケシ科の植物はここここで)
背丈は1~2mに達し、僕が観察したものも既に2mほどに成長しています。
何故、僕がこの雑草に興味をもったかというと、いつどの部分が花なのか? ってこと。

多くのサイトでは、ご覧の状態が花として紹介されています。
でも、雄しべは? 雌しべは?
01takeni2_07_7.JPG


僕のつたない画像でもなんとか確認できると思いますが、これは2枚の白い萼からなる蕾の状態なのだそうです。(※トリミング画像)
08takeni8_07_7.JPG


そして、この萼が2つに割れて開くと同時に落ちて、中心にオレンジ色の雌しべと細かい花のような雄しべが姿を現します。
02takeni3_07_7.JPG


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04takeni5_07_7.JPG


一日花だそうで、夕方までには雄しべも落ちてしまいます。

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受粉し、結実するとこのように総状に実が垂れ下がります。
と、まあ外見とは裏腹に実に精巧で繊細な植物である。
07takeni8_07_7.JPG


秋までには実の部分が乾燥し、濁った緑色に変化
その状態のときに風邪に揺られ実が擦れ合う音が、サラサラと人の囁きに聞こえることから別名ササヤキグサともいわれるそうです。
竹似草の由来は、茎が中空で竹に似ていることから。
また、竹と一緒に煮ると竹が軟らかくなるから竹煮草ともいいます。
チャンパギク(占城菊)の別名は、姿が日本離れしてエキゾチックなので南国(占城はインドシナ半島の地名)からやってきたことを表すそうです。
ですが、日本の自生種であり台湾、中国にも分布しています。

茎を折ると濁った黄色い液体(アルカロイド)が出てきます。これが有毒といわれています。水洗便所が普及する前はこの液体を使って蠅を駆除したそうで、別名ウジゴロシはここからきているのだという。

中国では、根を含む全草を開花期に採取して乾燥したものを、博落廻(はくらいかい)といい、外用生薬として、消腫解毒、殺虫止痒の作用があり、酒に溶かして関節リューマチや打撲傷に患部に塗布します。また、煎じ液でトリコモナス膣炎の場合には膣を洗うそうです。決して内服してはいけない。

う~む。
調べてみると、ありがたいのかありがたくないのかよくわからないタケニグサ。
僕には綺麗な花であることは、確か。(花はないわけですが)
とりあえず疑問は解決したので、まあいいか……。






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この記事へのコメント
わぉ、すご~い!
タケニグサのこと、よくぞここまで調べて纏められましたね。
タケニグサの咲いたばかりの花もアップで見ると綺麗ですね。
(花弁がなくても花は花ですよん ^^)
おしべが落ちて子房が膨らんで…という過程も初めて見ることができました。

実は私もタケニグサで記事を書いたのですが、細かいことは割愛、
花のアップもなし!です。
記事アップの折には、リンクさせてください~~
Posted by ポージィ at 2007.07.04 22:02 | 編集
こんばんわ
ずっと前、山ウドを採りに行き、芽出しをタケニグサと間違えないようにと言われた事を思い出しました。花が咲いてからもざっと見ただけで、こんなに繊細な花だとは思いませんでした。
 きれいな画像を見ると自分もきれいに撮りたいとすごく思います。
Posted by みどり虫 at 2007.07.04 23:19 | 編集
なんだか、凄い場所にありませんか、このタケニグサ。

繊細なピラピラした雄蕊、きれいに撮れてますね。
さっすが!

こだわりを持ってレポートしていただいたので、タケニグサのことがよくわかりました。
雌蕊が実に移行していくのも、画像でちゃんとわかりましたよ。
Posted by goro’s at 2007.07.05 01:27 | 編集
ポージィさん

>わぉ、すご~い!
タケニグサのこと、よくぞここまで調べて纏められましたね。
タケニグサの咲いたばかりの花もアップで見ると綺麗ですね。
(花弁がなくても花は花ですよん ^^)
おしべが落ちて子房が膨らんで…という過程も初めて見ることができました。

ありがとうございます。
よくわからなかったので、つい深入りしてしまいました(笑)。
昨年発見したときは、雄しべが落ちてしまった後だったんです。
これで、胸のつかえが下りました。。

>実は私もタケニグサで記事を書いたのですが、細かいことは割愛、
花のアップもなし!です。
記事アップの折には、リンクさせてください~~

おお、それは楽しみでございます♪
Posted by noodles3 at 2007.07.05 14:00 | 編集
みどり虫さん

>こんばんわ
ずっと前、山ウドを採りに行き、芽出しをタケニグサと間違えないようにと言われた事を思い出しました。花が咲いてからもざっと見ただけで、こんなに繊細な花だとは思いませんでした。

へえ、新芽は山ウドに似ているのですか!
肉眼では雄しべや雌しべの様子まではあまり見ないと思います。
接写ならではでしょうか。。。

>きれいな画像を見ると自分もきれいに撮りたいとすごく思います。

ありがとうございます。
花の撮影は、ひたすら“綺麗に”を実践すれば良いので楽しくてしかたありません♪
Posted by noodles3 at 2007.07.05 14:04 | 編集
goro'sさん

>なんだか、凄い場所にありませんか、このタケニグサ。

会社のすぐ近くの日本タバコ敷地内にあるんですよ!
実は鉄柵に囲まれていて、柵の隙間10cmぐらいの間に右腕を突っ込んで接写しました!!(笑)。
日本タバコのオフィスから見ていた人がいたら、さぞ奇妙に思われていることでしょう(笑) 

>繊細なピラピラした雄蕊、きれいに撮れてますね。
さっすが!

そうですね。ニュー・デジカメじゃなければできませんでした。

>こだわりを持ってレポートしていただいたので、タケニグサのことがよくわかりました。
雌蕊が実に移行していくのも、画像でちゃんとわかりましたよ。

ありがとうございます♪
Posted by noodles3 at 2007.07.05 14:13 | 編集
おもしろいっ!
そういう薀蓄大好きです~
これからもこの調子で、いろいろなお花の薀蓄を書いてくださるとうれしいです!
Posted by ままちり at 2007.07.05 22:02 | 編集
ままちりさん

>おもしろいっ!
そういう薀蓄大好きです~
これからもこの調子で、いろいろなお花の薀蓄を書いてくださるとうれしいです!

ありがとうございます♪
何分、勉強中ですので、少しずつ。。。
Posted by noodles3 at 2007.07.06 16:37 | 編集
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