2008.05.14

08年、路傍にて47。

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中世ドイツ。
騎士ルドルフは、ドナウ川の岸辺に咲く小さな花を、恋人ベルタに捧げるべく摘もうとして岸を降りたが、脚を滑らせ川に落ちてしまう。
川の流れに飲みこまれながらも、最後の力を振り絞って花を川岸のベルタに投げつける。
「Vergiss-mein-nicht ! (僕を忘れないで!)」
そういいながら、ルドルフは無念にも川のうねりの中に消えてしまう。
残されたベルタはルドルフの墓にこの花を供え、彼の最後の言葉を花の名にした……。

ドイツでは、フェアギスマインニッヒト(Vergiss-mein-nicht)。
英名も直訳で、フォーゲットミーノット(Forget-me-not)。
日本でも、明治38年に植物学者の川上滝弥が、勿忘草=忘れな草と訳し命名。
世界中で、同様の意味の命名がされているそうです。

ってことで、ワスレナグサもがぜんロマンティックな花に見えてきます♪
私的感想をいえば、
「ルドルフ。なんてドジな奴なんだ!」
と思うが、ワスレナグサの季語は春。
新春の恋人たち、受験生、はたまた色々な願いをオミクジにこめ結ばれた、イメージ画像で本日のスタート。

ってことで、ムラサキ科ワスレナグサ属から。(前置きが長い)

【ワスレナグサ】
勿忘草、忘れな草。ムラサキ科ワスレナグサ属。ヨーロッパ原産。
厳密には、ほとんどが明治時代に輸入された園芸種のノハラワスレナグサだとのこと。ワスレナグサという呼び方は、ムラサキ科ワスレナグサ属の種の総称である。
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【ホタルカズラ】
蛍葛。ムラサキ科ムラサキ属。日本、台湾、朝鮮、中国原産。
在来種である、こちらの方が質素で好きです♪
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次は、フウロソウ科。

【アメリカフウロ】
亜米利加風露。フウロソウ科フウロソウ属。北アメリカ原産。
この淡いピンクには苦労します。
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【フウロソウ】
フウロソウ科。日本を含む、世界の温帯に広く分布。
外来の園芸品種(ゲラニウム系)だと思われますが、あえて同定しません。
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地味めなものが続きましたので、前回とりこぼしたユリ科を2品。

【クルマバツクバネソウ】
車葉衝羽根草。ユリ科ツクバネソウ属。日本(沖縄を除く)、朝鮮、中国、千島、樺太、シベリア原産。
これは面白い!
6枚の車輪状の葉から、直接髭のような雄しべ。そして象徴的な雌しべが鎮座。
茎の根元にもやはり6枚の大型の車輪状の葉がありますが、無論、撮っているときは知らなかったので未撮です……。
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【アリウム・トリケトラム】
ユリ科アリウム属。アジア、ヨーロッパ、北米原産。
3月初めから、いまも咲いています。花期が長い。指比較はしませんでしたが、小さな花です。
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続いて、ラン科を二つ。

【エビネ】
海老根。ラン科エビネ属。日本原産。
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【シラン】
紫欄、紅欄とも。ラン科シラン属。日本原産。
今年、改めて好きになりました♪
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ラストは、メギ科。

【イカリソウ】
碇草。メギ科イカリソウ属。日本原産。
これも色々な品種があるようで、昨年のものとはまた違う品種です。
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